お仏壇の製作工程
お仏壇ができるまでの工程をご紹介します。
木工
完成後に狂いが生じないようによく乾燥された木材を使い、お仏壇の基礎となる型を作ります。
下地塗り
木材のヤニを止め、基地を固める為に堅地・砥の粉地などで 塗り上げていきます。
研磨
この下地塗りと研摩(磨き上げ)の作業を数回繰返します。
漆塗り
刷毛ムラやホコリが付かないよう細心の注意を払いながら漆を 塗っていきます。
室(むろ)での乾燥
適当な温度と湿度を一定に保つ事ができる室(むろ)で、ゆっくりと漆を自然乾燥させます。
仮組み
金箔押し前に、漆塗りを終えた部分を組み上げ、不具合がないか確認します。
金箔押し
漆を接着剤代わりに使用して1万分の2~4ミリの厚みの金箔を丁寧に貼っていきます。
組み立て
傷がつかないように注意して金具を取付けたのち、本組立を行います。